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ワーグナーの「結婚行進曲」は、実は別れの曲だった?

結婚式の披露宴でかかる、ワーグナーの「結婚行進曲」。
この曲は、実は別れの曲だということをご存じですか?
ワーグナーの「結婚行進曲」は別れの曲だった
結婚式の披露宴で、新郎新婦の登場時に必ずといってよいほど流れるのが、ワーグナーの「結婚行進曲」です。
が、西洋では不吉な曲として、この曲が結婚式で使われることはありません。
この曲は、ワイマール宮廷劇場で初演された歌劇「ローエングリン(Lohengrin)」の中で演奏された曲であり、忌み嫌われる理由はこの歌劇のストーリーにあります。
主人公のローエングリンは、自分の名前や身分を明かさないという条件で、皇女(こうじょ)エルザと結婚します。
が、エルザはその約束を破ってしまい、翌朝ローエングリンは彼女の元を去っていくという悲劇なのです。
このような悲劇の曲を、人生で最大の晴れ舞台といわれる「結婚式」で使っているのは、日本だけです。

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カテゴリ:[雑学]