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甲羅のないカメがいる?-インドネシア、コスタリカ、スリランカなどに生息する「オサガメ」

しかしながら、これが実際にいるのです。
インドネシア、コスタリカ、スリランカなどに生息する「オサガメ」には甲羅がない
インドネシア、コスタリカ、スリランカなどに生息する絶滅危惧種の「オサガメ」は、甲羅の代わりに鱗(うろこ)のような硬いもので全身が覆われています。
これは、水中での生活に厚い甲羅は必要ないため、薄く変化していったためです。
オサガメ

写真は、こちらからお借りしました。
「オサガメ」って、どんなカメ?
オサガメは、甲長120 - 189センチメートル。最大体重916キログラムと、現存(げんぞん)するカメの中で最も大きな体をもっています。
オサガメは、通常のカメとは異なり、骨質と鱗(うろこ)からなる甲羅が発達しておらず、皮膚で覆われています。
オサガメの名前は、英語「leatherback(レザーバック、背中が皮の)」が由来となっており、背面には5本、体側面に1本ずつ、腹面に5本の筋状の盛りあがり(キール)があります。
そして、背面や体側面の体の色は黒、腹面は白で、背甲や四肢には白い斑点が入っています。
腹面は、白色斑の割合が大きく、ほぼ白色となっています。
また、上顎(うわあご)の先端は鉤状(かぎじょう)に尖(とが)り、これはクラゲを捕らえるのに適していると考えられています。
咬合面(こうごうめん)は薄く刃物状で、二次口蓋(にじこうがい)は発達していません。
前肢は、幅広い鰭状(うろこじょう)で、前肢に爪はありません。

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カテゴリ:[雑学]