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えっ? ピサの斜塔は最初から傾いていた?-着工から10年目の時点で既に傾いていた

ピサの斜塔

ピサの斜塔は、いつ傾いたのでしょうか?
実はこの塔、建築中に既に傾いていたのです。

イタリアのピサの斜塔は、着工から10年目の時点で、既に傾いていた


ピサの斜塔は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼(しょうろう)です。
世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットで、高さは地上55.86メートル、階段は296段、重量は14,453トンあります。

この塔は、工事着工から10年目の時点で、すでに傾き始めていました。
そのため、設計変更や修復がたびたび行なわれて、工期が長引きました。
上部の二層は、傾斜のバランスをとるため、下層部の傾きとは逆方向にわざと傾けた構造になっています。

ピサの斜塔の傾斜角度は、現在約3.99度です。
もしも建築中に傾くことがなければ、この塔は現在あるものよりも遥(はる)かに高い塔になる予定だったといいます。

ピサの斜塔が傾いた原因は?


それでは、この塔は、何故こんなに傾いてしまったのでしょうか?
1990年から改修工事前に行なわれた地質調査で、この塔が建てられている地盤の土・土質が極めて不均質であったことが分かっています。

相対的に、南側の土質がやわらかく、これが原因で年月を経(へ)るうちに傾き始め、それによって回転モーメントが増大、ますます地盤に対する負担が大きくなり、結果的に塔の南側が大きく沈下するという事態に陥ったのです。

ピサの斜塔が今後倒壊する可能性は?


このように書くと、それではこの塔は今後倒れることがないのか、心配になります。
そのあたりはどうなのでしょうか?

ピサの斜塔は、1990年1月7日に安全上の問題によりいったん公開を休止し、傾斜角を是正(ぜせい)するための改修工事が行なわれました。
そして2001年6月16日に、10年間にわたる作業が無事終了し、安全性に問題がないということで再公開の運びとなりました。

2008年5月28日に、監視担当のエンジニアで地質学者でもあるミケレ・ジャミオルコウスキ教授は、ピサの斜塔は少なくともあと300年は倒れる危険がないとの見解を示しています。
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