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えっ? 大名行列は人目がないところでは走っていた?

写真は、こちらからお借りしました。
大名行列が、道の真ん中を、ゆっくりと通り過ぎていく。
時代劇でおなじみの風景です。
しかしそれは、人目のある場所だけでした。
大名行列は人目がないところでは走っていた
長旅では、莫大な費用がかかってしまいます。
大きな藩になると、1日余計にかかると数百両の費用が飛んでいきます。
そこで、大名行列は、少しでも宿代を節約するために、先を急ぎました。
【大名行列は走っていた?】

おわりに
今日は、大名行列は、人目がないところでは走っていたという話でしたが、いかがでしたか?
参勤交代の大名行列といえば、庶民たちが土下座(どげざ)する中を、先払い役のお侍さんが、長い柄(え)の先端に飾りのついた毛槍(けやり)を上下に振りながら、
「下にー、下にー」
と、声を上げながら、ゆっくりと進むイメージがありますね。
この様子を見ていると、こんなカメさん並みのペースでは、いつまでたっても目的地に着かないのでは、と心配になってしまいます。
が、あの行列がゆっくりと進むのは、実は江戸や領地付近の人通りの多い場所だけで、そのような心配は無用だったのですね。
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カテゴリ:[雑学]