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クマは冬眠中一度もトイレに起きない? - トイレに行かなくても良い仕組みがあった

眠っているクマ
冬眠する哺乳類(ほにゅうるい)のうち、小動物のリスなどは、排泄(はいせつ)のためにときどき起きますが、クマは冬眠中1度もトイレに起きません。
これは一体、どのような仕組みになっているのでしょうか?
クマの体には、尿を腎臓で吸収してエネルギーにするシステムが
実は、クマの体には尿を排出(はいしゅつ)せずに腎臓(じんぞう)で吸収し、その窒素化合物(ちっそかごうぶつ)をエネルギーにするシステムが備わっています。
これは、冬眠中の体温にも関係しています。
冬眠する小動物の体温は、通常37~38℃ありますが、冬眠中は8~10℃まで下がります。
が、クマの場合は、下がってもせいぜい30℃前後です。
この高体温を冬眠中も維持するためには、当然エネルギーが必要となりますが、その供給源が尿なのです。
つまり、クマの尿は冬眠中、高体温を保つために、少しずつ使われているわけです。
眠れずに、目にクマが出来ている人

写真はこちらからお借りしました。
人間も、寒い冬は、クマのように暖かく冬眠できるといいかもですね。
そうすれば、寒さに凍(こご)えることがなく、何より、光熱費や食費などが助かります。(^^)
ただ、冬眠中も税金は払わないといけませんが。(爆)

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カテゴリ:[雑学]