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明治時代の学校では折り紙を教えていた?

儀礼折り紙
写真は、こちらからお借りしました。

ツル、風船、てんとう虫など、現在では300種類以上の折り方が考案されている折り紙ですが、明治時代の学校で、折り紙を教えていたということをご存じですか?

折り紙の始まりは?


7世紀の初めに、大陸から紙の製法が日本に伝えられ、その後、日本人の工夫によって薄くて丈夫な紙・「和紙」が生まれました。
和紙は、最初は写経(しゃきょう)や記録などに使われていましたが、その後神事(しんじ)にも使われるようになり、神への供物(くもつ)などさまざまなものを包む用途にも使われるようになりました。
やがて、供物や贈り物を包んだとき紙に折り目がつくことに着目し、包みを美しく折って飾る儀礼折が生まれます。
今も使われている熨斗(のし)包みや雌蝶雄蝶(おちょうめちょう)などの折り方は、その名残です。

やがて、礼法や決まりから離れて、折り方そのものを楽しむようになってきます。
これが「折り紙」の始まりです。
寛政9年(1797)年には、世界で最も古い折り紙の本「秘傅千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)」が出版されています。

明治時代の学校では、折り紙を教えていた


明治時代に入ると、「折り紙」は幼稚園教育にもとりいれられ、小学校では手工や図画でも教えるようになり、ますます盛んになります。
高等女学校や女子師範学校では、儀式用の折り紙の解説が「作法教科書」に載っていて、「お作法」とともに教えられていました。

11月11日は「折り紙の日」に


ちなみに、数字の1が4つ並ぶ11月11日、数字の"1"を正方形の一辺と見立て、1が4つで正方形のおりがみの4辺を表わすことから、1980年にこの日が「おりがみの日」に制定されました。
同時にこの日は、世界平和記念日(1918年第一次世界大戦休戦条約が調印された日)にもあたり、おりがみの平和を願う心と相通じるものがあることも制定された理由のひとつとなっています。
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