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缶詰は、発明された当時、ハンマーと鑿(のみ)であけていた?


缶詰は、ナポレオンがフランス人兵士向けの携帯食料として、新たな食品貯蔵法を懸賞金つきで募集し、それに応募したニコラ・アペール(Nicolas Appert)のアイディアが採用されたことが始まりです。
今のようなブリキ製の缶詰は、1810年(文化7年)、イギリスのピーター・デュランド(Peter Durand)によって作られました。
一方、缶切りは、1858年、アメリカ合衆国のエズラ・J・ワーナー(Ezra J. Warner)によって、缶詰に突き立て、引き廻し開ける缶切りが発明されました。
それでは、缶切りが発明されるまでの約50年間、缶詰はどうやってあけていたのでしょうか?
1824年、イギリスの探検家が北極の探検に子牛の缶詰を持って行きました。
その缶詰には、「鑿(のみ)とハンマーで上面を丸く切ること」という使用説明がついていました。
缶切りが登場する前は、缶詰はそんなふうにしてあけていました。
また、戦場では、ナイフで切り裂いたり、銃で撃ったりしてあけていました。

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