
今でこそ珍しくない女性専用車ですが、このアイディアは意外にも早く、明治時代から始まっていました。
女性専用車は、明治時代から存在していた
1910年(明治43年)頃の中央線沿いは、名門の女子高が多く、多くの女子学生が利用していました。
車内でラブレターを渡したり、話しかけたりする男子生徒が多かったため、当時の
学習院院長だった
乃木希典(のぎまれすけ)が、鉄道院に働きかけ、婦人専用車両が設けられました。
これは当時、現在よりもずっと男女交際が厳しく制限された時代だったことを物語っています。
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