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指名手配写真がはじめて配布された犯人は、その制度を作った張本人、江藤新平?

指名手配写真の制度を作ったのは、明治時代の司法卿・江藤新平(えとう しんぺい、1834年3月18日 - 1874年4月13日)です。
彼は、国家の近代化に尽力した人物で、指名手配制度もその一環でした。

江藤新平
江藤新平
写真は、こちらからお借りしました。

しかしながら、この制度が施行されて、はじめて全国で指名手配された犯人は、なんと江藤新平自身でした。

1873年(明治6年)、征韓論(せいかんろん)をめぐって、西郷隆盛や板垣退助らの対外強硬派と、大久保利通や岩倉具視らの内政優先派が対立し、これに破れた西郷隆盛らとともに江藤新平も失脚しました。

出身地の佐賀に戻った江藤は、反乱を起こすも、新政府軍に鎮圧されて逃亡します。
この時に、指名手配写真が配られたのでした。

手配写真が出回っていたために、江藤新平は速やかに捕らえられたのですが、この写真手配制度を作った江藤自身が、この制度の被適用者第1号となるとは皮肉なことでした。
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