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宇宙人が登場する最初の小説は? - 紀元前2世紀にルアキノスが書いた『イカロメニッポス』

今や宇宙人が出てくる話はたくさん書かれていますが、世界で最初に書かれた宇宙人が登場する小説は、一体何と言うタイトルなのでしょうか?
また、日本最初の宇宙人が出てくる小節のタイトルは何でしょうか?
世界で最初に書かれた宇宙人が登場する小説は?
世界で初めて書かれた、宇宙人が登場する小説は、紀元前2世紀にギリシアのルアキノス(Loukianos、120頃-180頃)が書いた『イカロメニッポス』(空を飛ぶメニッポス)といわれます。
これは、哲学者メニッポスが、神話のイカロスよろしく、両手に羽をつけて空を飛び、月へ、さらには天界へと赴き神々に会うという話です。
またルアキノスは、その後『本当の話』(こちらも『イカロメニッポス』同様、月旅行を扱った話)というタイトルの小説を書いており、この2編はともに「史上最初のSF」とされます。
日本で最初に書かれた宇宙人が登場する小説は?
それでは、日本で初めて宇宙人が登場する最初の小説は、何というタイトルなのでしょうか?
日本で初めて書かれた、宇宙人が登場する小説は、平安時代に書かれた、あの有名な作者不詳の『竹取物語』がそれにあたるようです。
そういわれても、
「えっ、あの話が?」(?_?)
と今一つピンときませんね。
が、『竹取物語』というのは、要は月からかぐや姫がやってきて、ひと悶着(もんちゃく)があった末、再び月に帰っていくという話です。
つまり、主人公であるかぐや姫こそが、月の住人、つまり宇宙人だったのですね。

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