漢字の「鳥」と「烏」の微妙な違いには、実は深い理由があった?
シジュウカラ
シジュウカラ

漢字の「鳥」と「(からす)」。
上の部分に横線が一本あるかないかの、微妙な違いです。
この2つの漢字に、このような微妙な違いが生まれたのは、何故なのでしょうか?

漢字の「とりへん」は、もともと尾が長い鳥を横から見た形を表わす象形文字です。
この「鳥」の上の部分の横線が取り除かれてできたのが「烏」という漢字なのですが、これには理由があります。

まず、以下のイラストをご覧下さい。

鳥 象形文字 解字
出典:http://ikaebitakosuika.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-363d.html

これは、「鳥」の象形文字ですが、件(くだん)の横線は、鳥の「目」を表わす部分だということが分かります。

カラスは、全身真っ黒です。
そのため、目を閉じると、どこに目があるのか分からなくなります。

そこで、この横線部分をとって、カラス専用の漢字を作りました。
それが、「烏」なのです。

ちなみに、カラスにはもうひとつ、「鴉」という漢字があります。
こちらは、「鳥」と「牙」を合わせてつくられた形声字です。
この「牙」は、『ああ!』と鳴く声を表わす音符です。

つまり、「『ああ!』と鳴く鳥」で、カラスを表わしているのです。

参考にしたサイト
いろいろな漢字の「解字」「凄い名字」「難読文字」(4-鳥の部-)
http://nozomi.a.la9.jp/kaijitbl005.htm
語源・由来
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関西で、学年の年次を「○回生」と呼ぶのは何故?
京都大学
京都大学
写真は、こちらからお借りしました。

関西では、学年の年次を「○回生」と呼ぶのが一般的です。
これは、何故なのでしょうか?

その起源は、京都大学にありました。

1877年(明治10年)創立の東京大学の場合、各学年で履修(りしゅう)するカリキュラムが決まっており、その単位を修得しないと進級できない「学年制」がとられていました。

これに対して、京都大学においては、1897年(明治30年)創立の際に、ドイツの大学をモデルにして、各学年で履修するカリキュラムを厳格(げんかく)に決めず、その代わり、一定の単位をとれば卒業できる「科目制」を採用しました。

その結果、学年という意識が薄くなり、「○回生」と呼ぶ発端(ほったん)になったと考えられています。
語源・由来
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遠赤外線効果をうたった繊維は、どのように遠赤外線を出す?
遠赤外線 近赤外線 可視光線 スペクトル

赤外線を出すとうたった繊維がありますが、これはどのように遠赤外線を出すのでしょうか?

まず、遠赤外線というのは、目に見える光線(可視光線)よりも波長の長い赤外線の一種です。
正確にいえば、波長がおよそ3 ~1000μmの電磁波です。

可視光線遠 赤外線 近赤外線
写真は、こちらからお借りしました。

この遠赤外線は、高分子化合物によく吸収されるため、中から温める効果があります。

たとえば、石焼芋はこの効果を応用したものです。

「コタツの中はあったかいニャー」「遠赤外線が出てるそうニャ」「良くわからんニャー」
猫と コタツと お正月
写真は、こちらからお借りしました。

さて、遠赤外線を出す繊維の場合、遠赤外線を出すセラミックなどを生地に織り込んだり、表面にのり付けしたりしてあります。
このセラミックは、体温で温められると遠赤外線を放射します。
そして、これが体を芯から温めるのです。

これはちょうど、セラミックが熱のキャッチボールをしているようなものです。
雑学 豆知識
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「丼(どんぶり)」のルーツは、江戸時代にあった「慳貪屋(けんどんや)」にあった?
天丼

天丼、カツ丼、親子丼など、日本ではさまざまなどんぶりものが味わえます。
「どんぶり(=丼)」とは、文字通りには茶碗よりも深く、大ぶりで厚みのある陶製(とうせい)の磁器のことです。

さて、食べ物の「丼」のルーツですが、これは、江戸時代の初期にあった「慳貪屋(けんどんや)」にありました。
慳貪屋というのは、一杯盛り切りの飲食物を出すお店のことです。

このお店で使われていた鉢(はち)・「慳貪振り鉢(けんどんぶりばち」が「どんぶり」に転じ、鉢盛(はちもり)の料理全体を指すようになったのだといいます。

一方、「丼」という漢字は、「井」の本来の字で、井戸を意味していました。
井は井桁(いでた)で、真ん中にある点は、井戸で水を汲(く)むために備え付けられていた「釣瓶(つるべ)」です。

井戸と 釣瓶
井戸と 釣瓶

どんぶりに漢字を当てる際、井戸に物を投げ込んだときの「ドブン!」という音と「どんぶり」が似ているため、「井」の字が採用されたといいます。

ちなみに、カツ丼のルーツは、大正10年に、当時早稲田の学生だった中西敬二郎(なかにし けいにろう)が、行きつけの食堂にアイディアを出して商品化したものとされます。

カツ丼はいつ頃からある? | | Super源さんの雑学事典
http://www.zatsugaku-jiten.net/blog-entry-373.html

このカツ丼は、現在のような「卵とじ」ではなく、ご飯の上にトンカツを乗せて、特製ソースをかける、「ソースカツ丼」スタイルでした。
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「大統領」は、大工の棟梁のことだった?
「大統領は、明日きっとオレに会いに来るニャン」「来ないニャン」「来るニャン」「来ないニャン」、……
来る 来ない 花とネコ
写真は、こちらからお借りしました。

アメリカ合衆国のトップといえば、大統領ですね。
この「大統領」という言葉は、英語の「プレジデント(president)」を日本語に訳したものです。

プレジデントが大統領と訳されたきっかけは、1853年(嘉永(かえい)6年のペリー来航です。
このとき、ペリーはフィルモア大統領(Millard Fillmore、1800年 - 1874年)の親書を携(たずさ)えて浦賀に来航しましたが、幕府の役人たちは、「プレジデント」という言葉をどう訳したら良いのか分かりません。

何故なら、当時の日本は鎖国中で、海外の情報が制限されており、アメリカの政治制度についても良く分からなかったからです。
そのうえ、当時の日本には選挙制度もなく、選挙によって”民主的に”選ばれた権力者というのも存在していません。

そのため、役人たちは、この言葉を何と訳したら良いのか、途方に暮れてしまったのです。

そこで、当初は「国王」にしようという案もあったようなのですが、

「町人出身のフィルモアを王位で呼ぶのはいかがなものか?」

という意見が出て、議論は振り出しに戻ってしまいました。

そして、議論を重ねるうちに、

「それでは、町人の中で一番偉いのは誰?」

となったときに、最終的に選ばれたのが「棟梁(とうりょう)」という言葉でした。

棟梁というのは大工の頭(かしら)のことで、家を一見建てられる、尊敬される身分でした。

しかしながら、そのままの言葉で呼ぶわけにもいきません。
そこで、文字を「棟梁」から「統領」に変え、日本の将軍と釣り合うように、頭に「大」を冠して「大統領」としたのです。
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