え? 参勤交代の大名行列には、経費節約のためにアルバイトが雇われていた?
大名行列

江戸時代の大名たちは、参勤交代(さんきんこうたい)制度によって、1年置きに国元と江戸を往復することが義務づけられていました。
そして、その大名たちは、武士としての対面を保つために、その往復時に莫大なお金を投入して、華麗な行列を組んだとされます。

しかしながら、実は、見えないところでは経費節約が行なわれていたといいます。

たとえば、江戸を練り歩いた大名行列の半数以上は、実はアルバイトでした。
彼らは「渡り者」と呼ばれる人たちで、当時、品川宿などの江戸周辺の街道に常駐(じょうちゅう)していました。

大名は、この渡り者を、宿場から江戸までの道のりだけ、アルバイトとして雇い、行列が終わると解散させていたのです。

ちなみに、国元から江戸へ行くのを「参勤」、江戸から国元へ帰るのを「交代」といい、この2つを合わせてできた言葉が「参勤交代」です。

この参勤交代の目的ですが、名目上は「徳川将軍家に対する軍役(ぐんえき)」ですが、その真の目的は、幕府と諸大名の間の絶対的主従関係を明確にすることでした。

参勤交代の行列というのは、つまりは「軍事パレード」で、1年おきに軍隊を率(ひき)いて江戸へやって来て将軍様にあいさつをする、このことによって、大名たちは、自分たちの立場を否応(いやおう)なく思い知らされたわけです。

また、しばしばこの参勤交代の目的として、「諸大名に参勤交代で定期的に大金を使わせ、その力を削ぐ」ということがいわれます。
が、現在では、幕府にはそのような意図はなかった、という説が主流となっています。

実際、「御触書寛保集成(おふれがきしゅうせい)」によれば、

「従来の員数(いんずう)近来甚(はなは)だ多し。且(か)つは国郡の費、且つは人民の労なり。向後(こうご、=今後)その相応を以てこれを減少すべし」

とあり、幕府はむしろ、大名の参勤交代の際の支出を節減するように求めていました。

ともあれ、参勤交代が大名たちにとってかなりの負担になっていたことは確かです。

参考にしたサイト
【映画で話題】参勤交代の目的や費用とは?学校で教えてくれない参勤交代の裏側 | 江戸ガイド
https://edo-g.com/blog/2016/08/sankin_kotai.html
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