投稿日:2018-01-19 Fri

「節分(せつぶん)」と聞くと、2月3日(2月4日のときもあります)を連想します。
が、実は節分は、本来年に4回あるのをご存知でしょうか?
そもそも節分とは、「節(=季節)」が「分かれる(移り変わる)とき」のことで、季節の変わり目を指していました。
旧暦では、立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)で、それぞれの前日はすべて「節分」と呼ばれていたのです。
その中でも、2月の節分が特に注目されるのは、旧暦では1年の始まりが立春にあると考えられていたためです。
立春を新年とすると、その1日前の節分は、大晦日(おおみそか)にあたります。
大晦日には、民間では柊(ひいらぎ) の枝にいわしの頭をつけて門戸にかざし、また日暮れに豆まきをして追儺(ついな、=厄払い)を行なう習慣があります。
豆まきは本来、その年の最後を締めくくる行事だったのです。

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