クモの糸を混ぜた「スパイダーシルク」が強い?
ジョロウグモと クモの糸
ジョロウグモと クモの糸

クモの糸は、細い見た目とは裏腹に、非常に強靭(きょうじん)で、同じ太さの鋼鉄(こうてつ)の約5倍の強さをもつといわれています。

そしてその強さは、もしも直径1センチのクモの糸で網(あみ)を作ったとすると、ジェット機でも支えられるといわれるほどです。

クモの糸は、固いかたまり状の物質と、よく伸びるひも状の物質が組み合わさった構造となっており、強いだけでなく、同時にしなやかさも兼ね備えているのが特徴です。

さて、このクモの糸を使えば、なめらかで強靭な布やひもを作ることができます。
しかしながら、クモは一緒に飼うと共食いしてしまうため、大量に飼育することが難しく、なおかつ、糸も1度にたくさん採(と)ることはできません。

クモの糸で4メートルの布を織るためには、100万匹のメスのジョロウグモから糸を採る必要があり、糸を集めるのに80人掛かりで5年、織り上げるのに4年を要したという実話もあります。

クモ 100万匹分の糸を使って織った スパイダーシルク
クモ 100万匹分の糸を 使って織った スパイダーシルク

つまり、クモの”糸”を使って、”意図”した布を織るのは非常に困難で、「”いと”も簡単」にはいかないわけです。【><】

そこで注目を浴びたのが、昔から人間に飼われてきて、1度にたくさん糸がとれるカイコの存在です。
信州大学の中垣雅雄(なかがき まさお)教授は、2007年にクモの糸の遺伝子をカイコに組み込んで、クモの糸の成分を含むまゆを作らせることに成功しました。

この画期的(かっきてき)といえる手法で誕生した「スパイダーシルク」は、クモの糸の成分を約10%含んでおり、強度や伸縮性にバラツキはあるものの、従来の絹糸よりも丈夫でやわらかいといいます。

ところで、クモって、他のクモが張った巣には引っかかるのでしょうか?
疑問に思われた方は、以下の記事へGo!

たとえクモでも、他のクモの巣には引っかかる? | Super源さんの雑学事典
http://www.zatsugaku-jiten.net/blog-entry-1149.html

参考にしたサイト
クモの糸で織った布、V&Aで今月末から展示 | PARSNIPS PRESS
http://www.parsnips-uk.com/?tag=%e3%82%b9%e3%83%91%e3%82%a4%e3%83%80%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%ab%e3%82%af
雑学 豆知識
広告

おすすめ記事
こちらの記事もどうぞ
四つ葉のクローバーは、何故幸運の象徴とされる?
木陰が涼しいのは、「陽射しを遮るから」だけではない?
「君が代」の歌詞、「さざれ石の巌となりて…」はありえない?
最初のお札の絵は大黒様だった?
歯ぎしりの力は100キロにもなるって本当?

広告

雑学 | Comments(0) |
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 
広告

ブログ内検索

INFORMATION

 
 

ランキング

 

アクセスランキング

 

 

カテゴリー
最近のコメント
プロフィール

Super源さんの雑学事典

Super源さん

Author:Super源さん
Birthday:1月3日
東京生まれ。神奈川県在住。
趣味は読書、パソコン、音楽鑑賞。
ネコが大好き。


掲示板

メッセージは、
私書箱まで

ブログ内検索

リンク


 

アーカイブ

広告