飛行機の乗降口が、左側にあるのは何故?
空港 飛行機 乗降

日本では、道路が左側通行のため、車やバス、タクシーなどは左側で乗り降りします。
そのため、飛行機を左側で乗り降りするということに、特に疑問をもつことはないのではないかと思います。

が、以下の分布図をご覧ください。

世界地図でみる左側&右側通行の分布(青が左側通行の国)
世界地図でみる 左側&右側通行の 分布
写真は、こちらからお借りしました。

この図を見ると、実は左側通行の国というのは少数派で、世界的には右側通行が主流であることが分かります。

それにもかかわらず、飛行機の乗り降りが、ほとんど左側から行なわれるのは何故なのでしょうか?

飛行機の搭乗口が左側にあるのは、船の習慣に由来しています。
”かつて主流だった帆船は、舵(かじ)が船体の右側につけられていたため、港では左側で接岸(せつがん)せざるをえませんでした。そのため、乗客は常に左側から乗り降りしていました”。

その習慣が残り、舵が船体の右側にはみださなくなってからも、左側からの乗り降りが続けられました。
そして、この習慣が飛行機の乗り降りにも受け継がれたのです。

ちなみに、飛行機では船に由来する言葉が多く使用されています。
たとえば、航空会社では飛行機のことを「シップ」、客室を「キャビン」、機長を「キャプテン」、乗員を「クルー」と呼んでいます。
「今日のシップはB777-200、JA712Aです」という具合に、出発前の打ち合わせなどで使われています。
機材変更は、「シップチェンジ」です。

パイロット、スチュワーデス、パーサー、スターボード、ギャレー(食べ物の調理や準備をする場所)、ノットなども、船に由来する言葉です。
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