寺に献上された美女に領収書発行?
領収書

「領収書をください」。日常、良く使う「領収証」ですが、なかには、こんな変わったものがあります。

明治18年5月のこと、熊本にある本願寺派の教務所(きょうむしょ)に、信徒団体報恩社(ほうおんしゃ)から、供養(くよう)のためにと美女がひとり献上(けんじょう)されました。
長崎生まれの鶴枝さん(28歳)という芸者さんで、当時、音に聞こえた美女。

報恩社員が数100円で落籍(ひか)せて献上したものですが、当時はそばが1銭、理髪料金が4銭、梅干入りおにぎり2個に沢庵(たくあん)のついた駅弁が5銭という時代ですので、その献上の豪勢(ごうせい)さが分かろうというものです。

献上当日は、美女をきれいに乗り物に乗せて大勢が行列し、うやうやしく送ったそうで、そのときに添えた書面は、

「一女一人 右報恩社為御供養奉献上候也ごくようのためけんじょうたてまつりそうろうなり」。

そこで受け取った本願寺教務所が出した領収書というのが、

「一女一人 右酬恩社供養として正に領収」

というものでした。

献上した人々は、その領収書を受け取ると、

「あらありがたや、とや」

と喜んで、随喜(ずいき)の涙を流したといいます。
そして、口々に、南無阿弥陀仏を唱えながら三拝九拝(さんぱいきゅうはい、=何度も頭を下げること)して帰っていったそうです。
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