電子レンジは、溶けたキャンディーから生まれた?-偶然が生んだ大発明
電子レンジ

電子レンジには、マグネトロンという極超短波(ごくちょうたんぱ、=マイクロ波)エネルギーを出す電子管が使われていますが、これは第2次世界大戦中のイギリス軍のレーダーに使用されていたものでした。
そのマグネトロンが、料理に応用できると気づいたのは、まったくの偶然からでした。

1946年のある日、アメリカのレイセオン社の技術者パーシー・スペンサー博士(Dr.Percy Spencer,a self-taught engineer ※1)は、マグネトロンをテスト中に、口さみしくなってポケットのキャンディー ※2を取り出しました。
ところが、そのキャンディーは、溶けてベタベタになっています。

パーシー・スペンサー博士
スペンサー博士

はて? 極超短波は熱を出すが、自分は少しも熱くなかったし、そんな近くにもいなかったはずだが……?

博士は、助手にトウモロコシを持ってこさせると、電子管の近くに置きました。
すると、数分のうちにポップコーンができ上がり、研究所の床にはじけ飛びました。

次の日の朝、博士はマイクロ波で卵を調理しようとしました。
彼は、好奇心あふれる助手と一緒に、卵が震え出すのを見ていました。
卵の中の急激な温度上昇が、すさまじい内圧を作り出していました。
卵が爆発した瞬間、明らかに彼の助手はよく見ようとして卵に近づいていたようで、彼の驚いた顔は、爆発した卵の黄身だらけになっていました。

スペンサー博士は、科学的結論に達しました。
溶けたキャンデー、ポップコーン、そして卵の爆発、これらは低密度のマイクロ波エネルギーにさらされたことが原因であると。
そして、卵がすばやく調理できるのであれば、他の食べ物だって調理できるはずだと。
このようにして、実験が始まりました。…

そして数年後、同社はマイクロ波を使った最初の調理器・「レーダーレンジ」を発売しました。
しかしながら、これは大きさが冷蔵庫くらいあり、しかも調理できるスペースがとても小さくて、数台がレストランに売られただけでした。

※1 スペンサー博士は、後に「名誉博士号」を授与されています。
※2 チョコレートだったという説もあります。

参考にしたサイト
電子レンジの発明とレーセオン社 - 仮説ネット
http://www.kasetsu.net/Rspencer.htm
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