46億年前の地球は、「1日5時間」だった?
地球

「1日の長さは何時間ですか?」

こうたずねられたら、思わず答えることでしょう。

「そんなの、24時間に決まっているじゃない!」

現在我々の住んでいる地球では、確かに1日は24時間です。
が、それでは地球ができた頃の46億年前はどうだったでしょうか?
計算では、なんと たったの5時間しかありませんでした!

1日の長さというのは、地球の自転速度によって決まります。
つまり、46億年前には、地球は5時間でひと回りしていたのです。
それから、少しずつ自転速度は遅くなっていき、現在、24時間で一周しているわけです。

もしも、我々がそんな時代に生きていたとしたら、文字通り1日があっという間に終わってしまう、大変急がしい日々を送っていたことでしょう。

また逆に、もしも1日が24時間よりも長くなったら、それはそれで大変なことになるでしょう。
もしかしたら、暇をもてあますようになるかも知れませんね。

退屈な ネコ
「ふわーっ、今日はまだあと900時間もあるニャン。退屈だニャ~!」

さて、それでは初期の地球が、そんなに速く回転していたのは何故だったのでしょうか?

その理由については、おそらく大きな天体が地球に衝突し、その際に加速(かそく)されたのではないかと考えられています。
正面衝突されたら、回転が逆に遅くなってしまいそうですが、そうではなく、地球の縁の部分に衝突されたと考えれば分かりやすいでしょう。

コマ回しをして遊んだことのある方ならお分かりになると思いますが、回転しているコマの勢いを増すために、ひもでピシッ!とコマの縁(ふち)をはたきますね。
これと同じような力が、衝突した天体から地球に与えられたものと考えられています。

それでは、地球の自転速度は、何故遅くなっていくのでしょうか?

その一番の理由は、摩擦の力です。
摩擦とは、何かと何かをこすり合わせたときに生じる力のことですね。
地球の自転を遅くしている最も大きな要因は、海水が干満(かんまん)を繰り返すことによって、海底との間に生じる摩擦力なのです。
つまり、地球の周りを公転している”月の影響”なのです。

また、地球の内部には、マントルと核と呼ばれる層があります。
核は、外郭と内核とに分かれています。
外郭は、ドロドロに溶けた金属の固まりですが、この外郭と内郭の間にも、摩擦力が働いています。
このような摩擦の力によって、現在、20年に1万分の1秒ほど、地球の自転速度は遅くなっているのです。

しかしながら、私たちが生きている間は、地球の自転速度はそれほど変わらないのでご安心ください。

また、これは良く勘違いされているようですが、マントルは、液体ではなく固体です。
初期の地球では、表面から深さ1000キロメートルくらいまでは、ドロドロに溶けたマグマで覆われていました。
そして、このマグマが固まったものがマントルなのです。
雑学 豆知識
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