小さい物を大きく写す、秘密のテクニックとは?
小さい物 拡大

ある商品を売る際、その商品が他社の販売する競合商品よりも大きいか小さいかということは、売り上げに大きくかかわる問題となります。
大きく見えることで価値が増すのは、食品、テレビ、冷蔵庫などで、反対に小さく見えることで価値が増すのは、携帯電話やデジタルカメラといった商品や軽自動車などで、これらは小さいのが売りとなります。

こうした事情から、テレビCMをはじめとする商品の広告には、サイズを誇張(こちょう)するため、あれやこれやのトリックが仕掛けられます。

モノを大きく見せるための、一番単純な方法は、低いアングルから撮影することです。
くわえて、広角レンズを使えば、遠近感が誇張され、その商品をいっそう大きく見せることができます。
この技を使えば、5階建てのビルを超高層ビルのように写すことさえ可能です。
これは、広角(口角)泡を飛ばして説明するよりもいっそう効果的です。【><】

この視覚のトリックはまた、レストランのメニューの写真にも良く使われています。
たとえば、ステーキセットの写真というのは、まず間違いなく手前にステーキ、奥にスープやサラダが並び、広角レンズで撮られているはずです。
人間の視覚というのは、意外と簡単にだまされるものなので、これだけのことで、ステーキのボリュームがぐんと増すのです。

一方、あるモノを小さく見せたいときには、体の大きなタレント、手の大きなモデルをテレビで起用すれば良いです。
もちろん、あからさますぎると逆効果になりますが、人間の視覚というのは、仕掛けがあると意識しているときでさえだまされてしまうことが多いのです。

また、人間は、「タバコサイズ」や「パスポートサイズ」といった、言葉と映像の組み合わせに弱く、無条件に「小さい」と解釈してしまいます。

視覚にうったえかける広告には、必ずなんらかのトリックがあると思って間違いありません。
なので、見る側は、ここに書かれたことをふまえて、慎重になってなりすぎることはないでしょう。
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