神の意志に調和する建築物のカタチとは?
日光東照宮の陽明門(ようめいもん)といえば、日本で一番美しい門として、あまりにも有名です。
この門は、三間一戸の楼門で入母屋造り(いりもやづくり)。四方に唐破風(からはふ)をつけ、天井画・彫刻、そして漆塗りの上に極彩色・飾金具(しょくかなぐ)などが施されている、実に精巧な建築物です。

ところが、全体としては完全なシンメトリーを保っているかに見えるこの門にも、実は一か所だけ、そうでない部分があります。それは、12本ある柱のうちの1本で、ここはグリと呼ばれる地紋の浮き彫りが上下逆になっているのです。

この柱は、「魔除けの逆柱(まよけのさかばしら)」といって、昔から、対称の均衡を破ることによって魔除けの役目を果たしているといわれてきました。
世界的に有名な建築物である、インドのタージ・マハル、ギリシアのパルテノンなどが一部、故意にその対称を崩しています。

これは、全知全能の神が創造した自然はいつも、やや不完全な形をしているにもかかわらず、その神が造った人間が完全に対称なものを作ってしまうと、自然の法則に反し、神の意志に逆らうことになると考えられたからなのです。
そのため、昔から人々は、神の怒りに触れぬように、作るものの対称のバランスをやや崩し、神と調和してきたのです。
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