塀に書いてある鳥居マークの由来は?
鳥居

塀に鳥居のマークが書いてあるのをみかけることがあります。
昭和50年代には、道路沿いの木塀のところをみると、ちょうど膝くらいの高さに鳥居のマークが良くありました

これは、マークそのものの意味としては、おなじみ神社の鳥居ですが、これが塀に書かれてある場合には「立ち小便お断り」を意味します。
神社の鳥居におしっこをかけるような罰あたりなことをする者はいないだろうと、このマークが書かれているのです。

長唄のひとつになっている「大原女(おおはらめ)」の時代から、このマークは使われていました。
京都の大原女は、頭に木工品などを乗せて売り歩いていましたが、その途上、頭の上のものを落とさないように塀に向かって立ちションをしました。
彼女たちは、膝までしかない木綿がすりを着ていて、下着はつけていませんでした。
なので、立ったまま処理するのはそう難しいことではありませんでした。

が、あちこちで立ち小便をされるのは、京都の町人にとっては迷惑な話。
そこで、堀のある家では、「立ち小便お断り」の意味で、堀に神社の鳥居のマークを書くようになりました。

が、これは酔っぱらいにはまったく通用しないようです。
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