ピアノは、ミスチューニングがある方が良い音がする?
グランドピアノ

ピアノは、内部にある弦をハンマーで叩いて、音を出す構造になっています。
鍵盤のひとつひとつには、対応する弦が張ってあり、演奏者が何か鍵盤を弾くと、それに対応する弦が叩かれて音が出ます。

が、ほとんどの弦は、1本ではなく、2~3本の弦で構成されています。
つまり、ひとつの鍵盤が叩かれて出る音は、一見ひとつの音に聞こえますが、実は、複数本の弦が同時に振動して出る音なわけです。

これは、音量を大きくするための工夫で、1907年にイタリアのハープシコードという楽器の製作者クリストフォリによって、ピアノが初めて製作されたときから、このような構造になっています。

さて、このような複数弦の周波数を、すべてぴたりと合わせるのは、世界的に最高水準の腕をもつ調律師(ちょうりつし)でも難しく、ごくわずかではありますが、ミスチューニングが出てしまいます。

が、おもしろいことに、人間が調律した弦と、機械でぴったりと周波数を合わせたピアノの音を聞き比べる調査を行なったところ、なんと、ミスチューニングのある人間の調律したピアノの方が、好まれるという結果が出たというのです。

これは一体、どういうことなのでしょうか?

ピアノの音は、打った瞬間に出る大きな音と、その後、弦が振動する弱い余韻(よいん)からできています。
この余韻が響くときに、ミスチューニングがあると、響いている複数の音が完全に溶け合わず、その結果、音にうねりが発生します。
そして、おそらくこのうねりが、聴く人にとって好まれる音の原因になっているのではないかと考えられています。

音のうねり具合は、当然ミスチューニングの度合いによって変わるわけですが、どう周波数をズレせば、どのような音になるのかということに関しては、まだ良く分かっていないようです。

いずれにしても、音量を大きくしようと、ピアノを複数弦にしたことが、音質の面でも良い結果をもたらしているようです。
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料理屋の盛り塩は、「お清め」のためではなかった?
盛り塩

夕方、お客がやって来る少し前の料理屋の玄関先は、静かで気持ちの良いものです。
そこで目につくのは、ちょこんと盛りあげてある
夕陽の中に、白く浮き上がって見えます。

さて、この塩は、「お清め」のためだと思っていらっしゃる方が多いようですが、どうもそれは違うようです。
結論を先に書けば、この塩は、お客がたくさん来てくれるようにという「おまじない」なのです。

昔、中国の皇帝は、「三十六の後宮(こうきゅう)には三千人の淑女(しゅくじょ)妝(よそおい)を餝(かざ)り」といわれるほどの多くの妾(めかけ)を囲い、牛車(ぎっしゃ)に乗って、夜毎それらの屋敷を訪ねていました。
妾の方からすれば、皇帝には何とか来てもらいたい。
しかしながら、三千人はオーバーにしても、人気があるので競争率が高すぎます。

そんな折り、ある頭の良い妾(の屋敷の者)が一計を案じました。
それは、屋敷の玄関に、ピラミッド型に塩を盛り上げておくというものです。

すると案の定、皇帝の乗った牛車が屋敷の前で止まり、その夜は皇帝の寵愛(ちょうあい)を受けることができたのです。

が、これは一体、どういうことなのでしょうか?
何故牛は、盛り塩の前で歩みを止めたのでしょうか?

草食動物は、常に塩分をとらなくては生きていけません。
つまり、牛は塩が大好きなのです。
その夜、屋敷の前を通った牛は、大好きな塩を見て、ピタリと動かなく、いや動けなくなってしまったというわけなのです。

人間にとって、盛り塩はいわばただの「装飾」ですが、「草食」動物である牛にとっては、装飾ではなかったのですね。【><】

この故事から、”来て欲しい人(お客)を呼び寄せるおまじないとして、玄関先に塩を盛るようになった”のでした。
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「泡がたくさん出る洗剤の方が強力」ではない?
スーパーなどに行くと、たくさんの洗剤が並んでいます。
それらの中には、泡がたくさん出るから汚れが良く落ちるのだ、といったことを売り文句にしているものもあります。

洗剤

それでは、洗濯をするときに出る泡の量と、汚れを落とす強さとは、本当に比例しているものなのでしょうか?

確かに、洗濯をしているときに、泡が少ししか出ない洗剤よりも、たくさん出る洗剤の方が、何となく洗浄力が強いような気がします。
が、洗剤というのは、泡によって汚れを落とすわけではないので、実のところ泡立ちと洗浄力とは関係がないのです。

洗剤が泡立つのは、汚れを落とす役目を果たす成分である界面活性剤(かいめんかっせいざい)の多くが、泡立つ性質をもっているためです。
しかしながら、汚れは界面活性剤が繊維(せんい)に浸透(しんとう)して、汚れの部分を包み込み、繊維からひっぱり出すという作用で落ちるものなので、”泡が立つから汚れが落ちるのではありません”。

ヨーロッパでは、水が硬水(こうすい)で、石けんの泡が立ちにくかったのと、ドラム型の洗濯機が以前から普及しているためか、ほとんど泡が立たない洗剤が多く使われています。
それでも、ちゃんと汚れは落ちています。

このように、洗濯時に泡がたくさん出るかどうかでは、その洗剤の良し悪し(よしあし)は判断できません。

が、洗剤の中に大量の汚れが溶け込むと、泡立ちはなくなり、洗浄力も落ちるので、洗剤が不足しているかどうかを判断する目安にはなります。
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子供の生まれにくい土地がある?
日本には、4000メートルを超える高山がないためか、高山病はあまり身近な病気ではないかも知れません。

高山で双眼鏡を覗く子供

高山病は、酸素不足から起こる病気で、主な症状は、頭痛、めまい、息切れなどです。
ひどくなると、意識障害が生じます。

また、長期間高地で暮らせば、不妊症をもたらします。

以下のような話があります。

16世紀の半ば頃、アメリカ大陸に渡ってきたスペイン人の一部が、高度4000メートルのポトンという土地に入植したときのことです。

開拓民(かいたくみん)にとっては、人手を増やすという意味でも、子供は大切です。
ところが、入植後、彼らの間にぱたりと子供が生まれなくなってしまったのです。
そして、やっと最初の子供が誕生したのが、なんと、入植してから53年も経(た)ってからだったというのです。

この原因として考えられたのが、

1.酸素の減少や気圧の低さが、生殖に関係するホルモンの分泌(ぶんぴつ)を減少させるなどして、生殖機能を低下させる
2.女性の胎盤(たいばん)が、高地で胎児(たいじ)を育てられるようにつくられていないために、流産や死産になってしまう

という2点です。

彼らが4000メートル以上の環境に適応するためには、半世紀以上の歳月が必要だったのです!

なお、日本人の場合は、高度1500メートルくらいまでは、体にそう大きな変化は見られません。
が、それ以上になると、1000メートルごとに、体に取り込める酸素の最大量が、平均10%ほど減少するといわれています。
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水道水に塩素を入れない、ヨーロッパのこだわりとは?
飲み水についての考え方として、アメリカでは、たっぷり塩素を入れて安心できる水をつくる、というものがあります。

しかし、この点において、ヨーロッパはまったく逆。
塩素などの薬品で水道水を処理するということは、それだけリスク(risk=危険)がともなうことになるので、できる限り、自然に近い形で飲料水を確保しようと考えています。

ゴンドラ運河巡り(イタリア)
ヨーロパの美しい水 ゴンドラ運河巡り(イタリア)

その方法の第一は、塩素消毒をしなくてもすむ良質の原水を確保すること。

たとえば、オーストリアのウィーンでは、”目の前に豊かに流れているドナウ川の水を使わずに、何百キロも離れたアルプスの泉水を引いてきています”。

そればかりではありません。
ミュンヘンやパリなどは、水源の周(まわ)りを保護地区として、泉水(せんすい)の汚染防止も図って(はかって=工夫して)いるのです。

さらに、良質な水が確保できない場合には、緩速濾過方式(かんそくろかほうしき)という、長時間をかけて砂の層で原水を浄化する方法が採(と)られます。
たとえ、この方式が採れず、急速濾過方式を採用する場合でも、沈殿池(ちんでんいけ)での時間を十分に取り、またオゾン処理を強化するなど、上水への塩素の注入量を可能な限り減らす努力がなされています。

一方日本では、塩素で殺菌をするから飲めるのだ、という理屈ですが、ヨーロッパでは、その常識は通用しません。


ヨーロッパが、このように飲み水にこだわる大きな理由のひとつには、日本との降水量の違いが挙げられます。

たとえば、東京、名古屋、大阪の各都市の雨量を100とした場合、ドイツのミュンヘンは60程度、北のハンブルグでは50程度の雨しか降りません。
パリやローマ、マドリードなどに至っては、30といった感じです。
水は、彼らにとって、より貴重なものなのです。

また、特にドイツの水道の歴史で顕著なのは、「川の水は飲んではいけない」という考え方です。
これは、過去の歴史の中で、幾度か大問題となった疫病(ペストなど)の記憶が、心底にしっかり残っているということのようです。

もちろん今では、川の水から病原菌を取り除く技術は確立されているわけですが、今なお、川の水を飲料水の水源とすることに対しては、大きな抵抗感があるようです。

くわえて、ヨーロッパでは、下水道というシステムがかなり前から確立されており、河川はその行き場所、すなわち「不浄の場」としての扱いが一般的だったということもあると考えられます。

人の身体を一回通った水を、また取水して使っているという日本の現状は、本来の感性から見たら、ちょっと凄(すご)いことなのです。

日本人は、潔癖性というか抗菌グッズなどにも興味をもっています。
が、その反面、江戸川や淀川(よどがわ)で、下水道の排水口のすぐ下流にある取水口から水道水をとっていることには無頓着(むとんちゃく)という、ちょっと不思議な一面をあわせもった国民です。
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「フランスパン」は、本場フランスでも「フランスパン」と呼ばれている?-フランスパンの種類と特徴
フランスパンは、フランスのパリ発祥のパンの総称で、日本では「バゲット」や「バタール」がよく知られています。

バゲット
フランスパン バゲット

フランスパンは、本国フランスでは 「pain traditionnel(パン・トラディスィヨネル)と呼ばれており、多くの種類があります。

小麦粉、イースト、塩、水のみを原料とし、バターなどは使わないで焼いたフランス発祥のパンの日本における総称が、フランスパンです。
フランスにおいて、ある一種類のパンを指すものではありません。

一見、同じように見えるフランスパンにも、個々の特徴があり、それぞれ違う名前がついてます。

以下に、それらの名前と特徴を簡潔に記します。

◇主なフランスパン

●パリジャン
棒状の代表的なフランスパン。
長さは約50~70cm。重量500g前後。
表面に5~6本のクープをつけたものが多い。
パリジャンとは「パリっ子」の意味。

●バゲット
長さ約70~80cm。重量300~400g前後のステッキパン。
フランスパンのうちでは、細長い部類に属す。
パリパリした表皮が多く、塩味であることが特徴。
バゲットとは「杖(つえ)」の意味。

●バタール
棒状フランスパンのうちで、太さがパリジャンとバゲットの中間。
長さは約40~50cm。重さは300g程度。
パリジャンとバゲットの中間的な格好を意味している。
バタールとは「合いのこ」の意味。

◇その他のフランスパン◇

●ドュ・リーブル
1kgの意味。焼上重量で約680g位。長さは55cm程度。
棒状フランスパンの中では、長さより太さ・大きさを特徴としている。

●フルート
笛のフルートのように、細長い棒状フランスパン。
重量は200gから250gだが、長さは約50~60cm。

●フィセル
長さ約30cm、重量は約120~150g。
フィセルとは「ひも」の意味。

●ブール
重量約280g。
ボール状の小および中型フランスパン。
表面にクロスした数本のクープをつけたものが多い。
ブールとは「ボール」の意味。

●シャンピニオン
約50g位の西洋キノコの形をした小型フランスパン。

●フォンデュ
お尻の割れ目のような形をしたパン。
大きいサイズのものと小型のものがある。
フォンデュとはTwin(ふたご)の意味。

●タバチュール
フタをかぶせたような格好をしているフランスパン。
これも大型と小型がある。
タバチュールとは「たばこ入れ」の意味。

ちなみに、フランスパンのカロリーは、100g当たり290カロリーくらいです。
製造過程でバターなどの油脂を使わないため、ほんの少しですが、食パンよりカロリーが低いです。

他方、バターを多く使ったクロワッサン等は、カロリーが高くなります。

なお、「パン」 はフランス語やポルトガル語で「PAIN」と表記しますが、この語源はラテン語の 「PAINS」 に由来します。

フランスパンの不思議日々何気なく「フランスパン下さい」と言っ... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1282244682;_ylt=A2RiEWTTSXdWuzQAnAI..vN7?pos=1&ccode=ofv
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酔っているときに怪我をすると、血が止まらない?
「親知らず」を抜いたあとに酒を飲むと、一晩中血が止まらなくなって困ってしまうといいます。
また、酔っぱらって怪我をすると、なかなか血が止まりません。

これは、何故なのでしょうか?

ちょっと酔っちゃった
「ちょっと酔っちゃった」

普通、血管が破れて血が流れ出すと、破れた部分に赤血球や白血球が引っかかり始めます。
するとそこに、血小板(けっしょうばん)がたくさんの繊維状のものを出して、納豆のように血球をからめて、固めてしまいます。
それで、血管の破れ目がふさがれて、血が止まるのです。

ところが、アルコールは、この血小板の機能を低下させます。
そのために、血球が固まりにくくなるのです。
さらには、血圧が上がったり、心臓の鼓動が速くなったりで、血球が血管から強く押されて大量に出てきて、なかなか血が止まりません。

ちなみに、タバコはこの反対に、血を固まらせやすくします。
こちらの方も、なかなか厄介(やっかい)です。
何故なら、怪我もしていないのに血小板を凝集(ぎょうしゅう)しやすくし、血管の中に血栓(けっせん)をつくってしまうからです。

こう書くと、次のように思う方もいらっしゃることでしょう。

「そうなのか。それならば、酒を飲んで、タバコも吸えば、これら2つの効果が相殺(そうさい)されて、ちょうどいいや」

このように思ったら、大間違いです。
効果が打ち消しあうどころか、「合算」されてしまいます。
血管の中には血栓ができて詰まりやすくなるわ、怪我をしたら血が止まらなくなり、出血多量になるわということになります。

世の中、そう甘くはないのでした。
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実は、宇宙空間には約4000トンのゴミがある?
宇宙空間は、まったく何もない空間ではありません。
彗星(すいせい)が撒き散らした無数のチリや、小惑星(しょうわくせい)の破片などが散っているのです。
これらは、大気圏(たいきけん)に落ちてくると、流星となって燃え尽きます。

問題なのは、これまで人間が宇宙に撒き散らしてしまったゴミです。
それらの多くは、人工衛星の軌道上に捨てられています。
これらを、「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」と呼びます。

宇宙ゴミ
宇宙ゴミ

宇宙ゴミには、使命を終えた人工衛星や、切り離されたロケットなどの大きなゴミから、機体の破片や、スパナ、ネジ、ボルト、グローブのような小さなゴミまで、さまざまなものがあります。

専門家によれば、地球の周りに浮かぶ宇宙ゴミは、1mm程度のものも含めると、1億個にも及ぶとのことです。
このようなゴミは、ロケットを打ち上げるたびに増えていきます。
現在では、重さにして3000~4000トンの量の宇宙ゴミがあるといわれています。

そのうち、2,000個ほどが直径10cm以上で、危険性が高いです。
が、小さすぎて正確に把握できないネジのようなものでも、軌道中の衛星や、乗組員のいる国際宇宙ステーションに衝突(しょうとつ)すれば。壊滅的(かいめつてき)な被害を与えるといいます。

地球の周囲では、数百万個の宇宙ごみが猛スピードで回っており、人工衛星に衝突したり、地上に落下したりする危険があります。

実際、1978年には、旧ソ連の軍事衛星の残骸(ざんがい)がカナダに落下し、燃料の放射性物質が飛散しました。
1996年には、フランスの小型偵察衛星がロケットの破片と衝突して破損。
1997年には、米国のロケットの燃料タンクが米国の民家に落下。
また、2001年には、ロシアの宇宙ステーション「ミール」の部品(計約20トン)が大気圏で燃え尽きず、南太平洋に落ちています。

現在、10cm以上のゴミについては、「宇宙ゴミ監視システム」によって、位置が特定され、監視されています。
そのため、ロケットを飛ばすときは、これらを避けて飛ばすことができるのです。

今後は、これ以上宇宙ゴミを出さないような工夫が必要です。
文部科学省は、「宇宙ごみ対策はもはや放置できない緊急課題。廃棄(はいき)する衛星を太平洋に落とす場合、日本上空を通ることが多く、ごみを出さない対策は国益にとっても重要だ」(宇宙政策課調査国際室)としています。
併(あわ)せて、たまってしまったゴミを片付ける必要があります。

現在、理化学研究所や欧州の研究機関などが協力して、小さな宇宙ゴミにレーザー光線を当てて減速(げんそく)させ、大気に突入させる方法を開発しています。
大気に突入したゴミは、燃え尽きて消えてしまうわけです。
専用の人工衛星を打ち上げれば、小さなゴミの大部分が5年ほどで除去できるということです。

参考にしたサイト
ハッブル宇宙望遠鏡、宇宙ゴミ: tonarino.net
http://tonarinoanoko.seesaa.net/article/1798927.html
宇宙ゴミ:スペースデブリ-僕らは星のかけら
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/nature/2005/03/post.html
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宇宙飛行士を悩ませる「宇宙酔い」とは?
車に乗って気分が悪くなるのが、「車酔い」、船に乗って気分が悪くなるのが「船酔い」ですが、実は、宇宙空間でも、同様の症状が出ることがあります。

それが、「宇宙酔い」です。

スペースシャトル

地上のいわゆる「乗り物酔い」の場合には、主に揺れによって耳の奥にある内耳(ないじ)の三半規管(さんはんきかん)や、前庭器官(ぜんていきかん)が混乱することから起こると考えられています。

三半規管や前庭器官は、体の平衡(へいこう)をつかさどる重要な役割をしています。
揺れによって、過度の刺激を受け、平衡感覚が乱れることから、めまい、頭痛、吐き気をもよおすのです。

これに対して、宇宙酔いは、無重力状態になってから数分後から数時間後にかかります。
その症状の多くは、吐き気、頭痛、食欲不振などです。

宇宙酔いと無重力状態との因果関係は不明な点も多いのですが、やはり、内耳の三半規管や前庭器官がうまく機能しなくなるのが原因と考えられています。
これらの器官は、重力があるところでうまく機能するしくみになっていますが、”無重力の状態だと、混乱が生じる”のです。
そしてこれが、宇宙酔いの原因と考えられています。

また、宇宙酔いは、だいたい数日以内に解消することが多いようです。

宇宙酔いは、個人差もありますが、約1/3くらいの人がかかるといわれています。
が、どのような違いから、かかる人とかからない人とに分かれるのかについては、良く分かっていません。

また、地上でかかる乗り物酔いには酔い止めの薬がありますが、宇宙酔いの薬はまだありません。
くわえて、今のところこれといった対策もないので、宇宙酔いにかかってしまったら、症状が消えるまで、じっと我慢するしかないようです。
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七草がゆには、もともと「草」は入っていなかった?
お正月の一月七日には七草がゆを食べますが、おせち料理でもたれた胃にはありがたく、季節感もあってなかなか良いものです。

おせち料理
おせち料理

しかしながら、この七草がゆ、もともとは草を入れるものではありませんでした。

奈良時代には、「七種」とかいてななくさと読み、七種類の穀物のかゆを食べていたのです。

その七草のかゆとは、米、大麦、粟(あわ)、小麦、黍(きび)、大豆(だいず)、小豆(あずき)です。

それが、平安時代になると、春を待つという季節感も加わり、七つの草、つまり「七草」を入れるようになったのです。

七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロです(地方によって違いがあります)。

今の一月七日は、まだまだ寒くて、七草がゆをつくろうと思ったら、八百屋やスーパーなどで買うしかありませんが、旧暦だと、ちょうど暖かくなり始める頃です。
若菜摘みも可能だったのでしょう。

平安時代の嵯峨天皇(さがてんのう)の頃から、七草は朝廷(ちょうてい)の慣例行事(かんれいぎょうじ)として行なわれていましたが、庶民レベルにまで広く普及するのは、江戸幕府ができてからのことです。

しかしながら、江戸時代の大名家においては、新年は元日そうそうはじまる拝賀(はいが)の儀式や初登城があり、二日には「御謡初(おうたいぞめ)」、そしてこの七日は、「若菜の祝儀」が厳粛(げんしゅく)に執(と)り行われる日です。

このあとには、十一日の「具足祝い(ぐそくいわい=鎧(よろい)・兜(かぶと)などの甲冑(かっちゅう)の前に供えた具足餅(ぐそくもち)を下げて食べる行事)などのさまざまな行事が控えているため、武家にとっては、若菜摘みどころではなかったようです。

参考にしたサイト
七草- Weblio辞書
http://www.weblio.jp/wkpja/content/七草_七草の概要
企画展案内 | 徳川美術館
http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h25/10/index.html
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江戸時代から、「飲み水を買う」習慣があった?
塩素消毒、フッ素添加、はたまた放射能汚染の心配など、水道水をそのまま飲むのに不安があることもあってか、今では多くの種類のミネラルウォーターが、店頭に並ぶようになりました。

きっと、昔は水がきれいでおいしかったため、わざわざ水を買う人などいなかったろうと思いきや、実は、江戸時代にも、水を買っていた人たちはいました。
「水屋」という、水を売り歩く商売があったのです。

水屋
水屋
写真は、こちらからお借りしました。

神田上水(かんだじょうすい)や玉川上水(たまがわじょうすい)は、自然の勾配(こうばい)をつけて町々に配水されていたので、使われなくなった水は、そのまま河川(かせん)などに流れていきます。
水屋は、その水を船で運び、上水の通っていない地域や、良質の井戸に恵まれない地域に行っては、天秤棒の両端に細長い桶(おけ)をつけてかつぎながら、「みずー!、水」と売り歩いていたのです。

また、売り歩いた水は、山の手の水であったり、川の水をそのまま汲(く)んだものであったりしたようです。

江戸の中でも、深川周辺は飲み水が乏(とぼ)しく、いつも水屋から水を買っていました。
しかしながら、水屋から買った水は、塩分を含んでいることも多かったようで、来客にお茶を出す際に困ったという話しが残っています。

明治になって、下町では、朝夕、二桶一銭で水を買っていたといいます。
こうした水屋は、明治31年に改良水道が引かれるまで大繁盛し、庶民の生活を支える重要や役割を果たしました。

人がたくさん集まれば、飲み水に苦労する――これは、いつの世も変わりません。
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人間には、何故5本の指がある?
人間の指の数は、手足ともに5本です。
それでは、何故「5本」なのでしょうか?

それは、哺乳類(ほにゅうるい)だから?
いえいえ。牛は2本、馬は1本と、同じ哺乳類でもの数はさまざまです。
そして、この5本の指というのは、哺乳類の中でもっとも多い本数なのです。

牧場の牛さん
牧場の牛さん

それでは、人間がもっとも多い指の数をもっているのは、もっとも進化した動物だから?
もっともらしい説明です。【><】
が、残念ながら違います。
5本という指の数は、むしろ逆に、”進化して、残してきた部分のひとつ”というべきものなのです。

それは一体、どういうことでしょうか?

たとえば馬。
馬蹄(ばてい)の形を見れば分かるように、馬の指は1本しかありません。
しかしながら、馬の先祖とされる動物には、4本指、3本指、2本指のものがいました。
進化する過程で、”馬の指がだんだん減ってきている”ことが分かっているのです。

馬は、草原に棲(す)んでいます。
草原で、草を食べて生きていくのに、指でものをつかむ必要はありません。
敵に襲われたときに逃げられるよう、速く走れれば良いのです。
柔らかい草原を走るためには、指が1本だけの方が都合が良いので、不要な指が退化したと考えられています。

さらに遡(さかのぼ)れば、シーラカンスが進化して、脊椎動物(せきついどうぶつ)として初めて陸に進入したという原始両生類イクチオステガ(Ichthyostega)が、5本指だったのです。

イクチオステガの イラスト
イクチオステガの イラスト
写真は、こちらからお借りしました。

このイクチオステガの足は、見ての通り、横向きにちょこんとついた程度。
こんな体では、がっしりと幅広く陸地をつかまえなければ、とうてい陸には這(は)い上がれなかったはず。
そのため、5本指の足が必要だったのではないかと考えられています。
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電話番号が、すべて”0”から始まるのは何故?
固定電話の番号は、03、042、057など、すべて”0”から始まる番号となっています。
これは、何故なのでしょうか?

それは、日本を表わす番号だから?
それとも、まだ電話の加入者数が増えることを見越して、空けてあるのでしょうか?

電話機
電話機

実はこの"0"は、「市内局番のエリアの外に出るよ」という合図なのです。
なので、市内通話のときは市外局番を回す必要がないので、頭に0はつきません。

市外局番は、市内エリアの外から出る合図をしてから、相手の地域を指定する形になっているのです。
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鳥は、何故電線や枝にとまったまま、眠ることができる?
立ったまま眠れる、ということに関しては、鳥よりも上手なものはいないでしょう。
鳥の中には、木の枝や電線に止まったままで眠れるものもいれば、ツルのように一本足で立ったまま眠るものもいます。

それにしても、鳥はとても細い足をしています。
あんなに細い足で、大きな体を支えるという、不安定なかっこうをした鳥が、何故立ったまま眠ることができるのでしょうか?

木の枝にとまる鳥
木の枝にとまる鳥

その謎をとくカギは、鳥の足指の腱(けん)の構造にあります。
この腱は、足の上の方の筋肉とつながっています。
そして、引っ張られると、足指が自動的にグッと曲げられて、しっかりと木の枝や電線をつかめる仕組みになっているのです。

彼らがリラックスしてしゃがみ込むと、自身の体重で足指の腱が引っ張られ、指がぐっと曲げられ、枝を握りこみます。
なので、そのまま眠ってしまっても、ますますきつく、しっかりと枝が握り込まれるだけで、問題ないのです。

換言(かんげん)すれば、鳥の足指は、生きている限り、木の枝を握っているのが普通であるような構造になっているということなのです。

参考にしたサイト
鳥は木の枝の上で寝ていても落ちないのでしょうか??? - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149748319
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昆虫は、死ぬと何故あお向けになる?
セミ、クワガタ、コオロギ、テントウムシなど、昆虫の死骸(しがい)は、ほとんどきまってあお向けのかっこうとなっています。
これは一体、何故なのでしょうか?

アブラゼミ
アブラゼミ

結論を先にいえば、それが彼らにとって本当の休息の姿である、ということです。

昆虫には、3対、6本の足があります。
このように足の数が多くて細いのは、体重を上手に分散させて、どこにでも軽々とバランスよく止まれるためだといわれています。

その6本の足を、乱すことなく屈伸させて動き回る姿は見事なものですが、これはもちろん、私たちと同様、筋肉が関節を統制(とうせい)しているからです。

ところが、死んでしまうと、その筋肉は化学変化を起こして収縮(しゅうしゅく)してしまいます。
そのため、足は内側に折り曲げられて体の重さを支えきれなくなり、コロリとひっくり返って、永遠の眠りに入るわけです。

チョウの場合は、あお向けではなく、横倒しのかっこうになりますが、これは大きな羽があるためで、体の重さを支えられないという理由は同じです。
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