2015年09月
- 「スーパームーン」とは?(09/28)
- 「六条大麦」の「六条」の名前の由来は?(09/24)
- 無料ロッカーなのに、何故100円を入れる?(09/21)
- カメレオンは、カメよりも歩くのが遅い?(09/17)
- 「ピークシフト自販機」とは?(09/13)
- ホタテ貝は、天敵から身を守るために泳ぐことができる?(09/09)
- ブタの貯金箱のルーツは、イギリスの陶芸職人の勘違いから生まれた?(09/05)
投稿日:2015-09-28 Mon
「スーパームーン(Supermoon)」とは、月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をいいます。2011年3月20日(日本時間)に、19年ぶりに35万6577キロメートルまで接近した満月が観測されました。
NASA(米航空宇宙局)の発表によれば、この日は最も遠くにあるときの満月よりも約14%大きく、30%も明るく見えたとのことです。
なお、同年9月28日午前には、新月のスーパームーンとなりました。
スーパームーン

写真は、こちらからお借りしました。
天体の公転軌道は、一般に真円ではなく、楕円(だえん)を描いています。月の公転軌道も、地球を焦点の一つとする楕円を描いているため、地球との距離が最も短い近地点では約36万キロメートル、最も離れた遠地点では約41万キロメートルとなり、近地点と遠地点は距離にして1割以上もの差があります。
一方、満月というのは、太陽-地球-月が1直線上に並んだ状態です。
地球上で満月のスーパームーンが見られるためには、月がもっとも地球に近づいたときに、この状態にならなければなりません。
太陽-地球-月の3つの天体の公転周期から、これらが一直線上に並んで、なおかつ満月のスーパームーンが見られる周期を天文学的に計算すると、およそ18年に1度となります。
もともと、「スーパームーン」とは、近年になって言われ始めた占星術の用語で、惑星直列などとともに、これが見られるときには地震などの災禍(さいか)が訪れるという風説があります。
しかしながら、そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位(ちょうい)の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと考えられています。
なお、次にスーパームーンが見られるのは、2015年9月28日、つまり今晩となっています。
スーパームーンは、晴れてさえいればどこからでも観察できますので、興味をもたれた方は、今夜は空を見上げてみましょう。
参考にしたサイト
スーパームーン-コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3-189202

スポンサーリンク
投稿日:2015-09-24 Thu
六条大麦は、大麦の仲間で、イネ科の一年生または二年生作物です。世界各地の温帯で広く栽培され、日本には1~3世紀頃に渡来しました。
大麦の原産地は中国といわれ、数千年の栽培の歴史があります。
さて、大麦は4~5月になると穂を出し、小穂(こほ)は長さ5~10cmの花穂の軸上に、3個ずつ並んで密につきます。
これを上から見ると、6列、4列、または2列になっており、6列のものを「六条大麦」、4列のものを「四条大麦」、2列のものを「二条大麦」と呼びます。
二条大麦と六条大麦

写真は、こちらからお借りしました。
ちなみに、前述したように大麦の栽培は日本でも歴史が古く、加えて品種も多いですが、関東以北では六条大麦が多く、四条大麦は主に中央、西部ヨーロッパで栽培され、二条大麦は四国・中国・九州など西日本での栽培が多いです。
大麦は、米飯(べいはん)に混ぜるほか、発芽させて麦芽(モルト)がビール、飴(あめ)類の糖化剤(とうかざい)、味噌などに使われます。
茎はカットしてストロー(straw)として、また編んで麦わらとして帽子(straw hat)や籠(かご、straw basket)などに使われます。
なお、ビール造りに使われているのは二条大麦です。そのため、二条大麦は「ビール麦」とも呼ばれます。
四条大麦は、高タンパクのためビール造りには不向きとされています。
参考にしたサイト
二条大麦と六条大麦 | 株式会社はくばく
http://www.hakubaku.co.jp/tanoshimu/kokumotsu/mame07/

スポンサーリンク
投稿日:2015-09-21 Mon
無料コインロッカーは、無料にもかかわらず、100円を入れることが多いですが、それはなぜなのでしょうか?その理由は、鍵を持って帰るイタズラを防止するためです。
無料コインロッカー

写真は、こちらからお借りしました。

スポンサーリンク
投稿日:2015-09-17 Thu
カメレオンは、カメと違って、敵に見つかったときに身を守る術(すべ)がありません。そこで、何よりも敵に見つからないことを優先し、一歩一歩慎重に足を踏み出しています。
そのため、歩く速さはカメよりも遅いです。
カメレオン | カメ | |
![]() | ![]() |
また、カメレオンは木の上で生活しているため、そもそも陸上を進むのがとても苦手です。

スポンサーリンク
投稿日:2015-09-13 Sun
街中に並ぶ自動販売機。その中に、ときおり「ピークシフト自販機」というものを見かけます。これは、一体どんなものなのでしょうか?
ピークシフト自販機というのは、販売機の中に入っている商品を、電力需要の低い夜間の時間帯に冷やし、電力使用がピークとなる日中には基本的に保温のみを行なって、待機電力のみとする、省エネ型の自動販売機です。
ピークシフト自販機の仕組み

「ピークシフト」の名前の由来は、電力需要の高いピークを避けて、低い夜間にシフトする、というところからきています。
このような仕様とすることで、年間消費電力を減らせるばかりでなく、日中はコンプレッサーが停止しているため、音が静かになるなどのメリットがあります。
このような仕様を実現するために、ピークシフト自販機は、扉を初めとして機械全体の機密性(きみつせい)を高め、断熱剤(だんねつざい)も通常の販売機で使われているウレタンよりもさらに保温性の高い真空断熱剤を使うなど、冷却効果と断熱効果を高める工夫が施されています。
ちなみに、日本の電力需要がピークを迎える時期は、7月- 9月の平日 9時-20時頃で、中でも13時-16時頃、とりわけ14時頃が最も高くなっています。
参考にしたサイト
日本コカ・コーラ |ピークシフト自販機について
http://j.cocacola.co.jp/peak_shift/about/

スポンサーリンク
投稿日:2015-09-05 Sat

お金を入れて置く、オレンジ色の粘土でつくられた陶器を、「ビッグ」と呼んでいました。
が、この「ビッグ」を、イギリスの陶芸職人がブタ(ピッグ)と勘違いして、ブタの貯金箱をつくったところ、世界中で人気となりました。
つまり、ブタの貯金箱は、イギリスの陶芸職人の勘違いから生まれたのでした。

スポンサーリンク