神社の鳥居は、何故左側が太くなっている?
神社のシンボルともなっている鳥居ですが、何故これを「鳥居(とりい)」と呼ぶのでしょうか?
これには、「通り入る」からの転用であるという説と、「鳥がとまり居る」からの転用であるという説など、諸説あるようです。

さて、この鳥居ですが、一見したところ左右対称に作られているようですが、よくよく見れば、神社正面から見て左側の柱が、やや太くなっていることが分かります。


写真は、こちらからお借りしました。

これは、日本では何事も右よりも左の方を「上座(かみざ)」とされた考えをくむものと思われます。

しかしながら、左右対称だという思い込みをもって見ている限り、決して左側の方が太いことは発見できないでしょう。
このような、先入観にとらわれて、意外な面白い事実を見逃していることは少なくないかも知れません。
雑学 豆知識
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ツルは、何故一本足で立つ?
ツル

凍てついた冬の水辺で、立ったまま寝ているツル。
日本の題材によく選ばれる構図ですが、とても人間には真似のできないポーズです。

目を閉じて一本足で立つといえば、平衡感覚のテストでありますが、人間の場合、わずか数十秒くらいでぐらついてきます。
たとえツルであっても、2本足のほうが、安定性が高いであろうにと、誰しも考えることでしょう。

が、ツルが立っている環境を考えてみましょう。ものみな凍てつく極寒地なのです。
背中に首をうずめ、足も1本を中に折って、全身をなるべく羽毛の塊と化して、体温が奪われるのを最小限にしているのです。

くわえて、体を支えている足のつけ根には、一種の熱交換装置があり、足先で冷やされた静脈血は、体内から送られてきた動脈血の熱を奪い、暖かい状態で体内に流れ込みます。
動脈血の方は、反対に冷たくなって足先に向かうので、足先がシモヤケになったり、また足元の氷が解けて穴が開いたりするようなこともありません。

ツルの、この環境適応のメカニズムの巧みさは、感動的といえるほどです。
雑学 豆知識
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OLへの叱言にはご用心?
いたずら電話

イタズラ電話というものは、かける方にしてみればそれなりの理由があるのかも知れませんが、普通の人から見れば理解しがたいものがほとんど。
この事件も、そんなひとつです。

埼玉県浦和市のとある会社に、無言電話がかかるようになりました。
多いときには1日200回くらい、出てもすぐに切れてしまうことが多く、つながっていても一言も声を発しません。
それも、会社の代表番号にかかってくるので、出ないわけにはいかず、交換手は疲れ果ててしまいました。

警察が、欠勤・退職者をリストアップしたところ、その中に、無言電話がはじまる1週間前に退職したA子(34歳)がいました。
彼女は、同社に1ヶ月ほどしか勤めておらず、急に来なくなったことから怪しいということで、警察は同社社員に聞き込み調査を行ないましたが、社員の誰も憎まれるようなことはしていないと断言するのでした。

その後A子は、電話ボックスで無言電話の現場を取り押さえられ、犯行の動機を白状しました。なんでも、

「上司に口うるさく注意され、仕事ができないとバカにされた」

そうなのですが、どうも「順序が違う」「もっとてきぱきやってくれ」、といわれたことを、すべてそのように受け取ってしまう性格らしいのです。

OLに注意するときは、細心の注意をするのが賢明かも?!
珍事件簿
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バスケットの中身で決まった判決?
レトロな 裁判所

ヨーロッパの中世から近世にかけては、”暗黒の時代”でした。
拷問にモノをいわせた自白、魔女裁判、裁判官の横暴と、庶民には多難の時代でした。

そんな、ジェームス1世時代のロンドンには、「バスケット判事」なる治安判事がいました。
庁舎に連れてこられた被告と原告の手元に、それぞれふたの開いたバスケットを置いたからです。

バスケットの中に入れるのは、もちろん判事への心づけ。
原告が勝つも被告が勝つも、また有罪になった場合の罰の軽重も、すべてはこれら2つのバスケットの中身次第なのでした。

世間に糾弾(きゅうだん)されることもなく、バスケット判事はいよいよ定着し、17世紀半ば頃には、イギリス全土に判事の収賄(しゅうわい)が黙認されました。

そして、その頃になると、”取引判事”という呼び名で、イギリス中に名称が定着したそうです。
珍事件簿
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インチキ・ボナトって、何のこと?
ボナト

ダンボール箱とトランプ3枚があれば路上でもできる賭博があります。
「ボナト」と呼ばれ、パリでは盛んです。

勝負は、実に簡単です。
3枚のトランプから1人が1枚を引きます。他の2人も、それぞれ持ちカードを選びます。
4人目の男が3枚を集めて、ていねいに切ってから、裏返しにしてダンボール箱の上に置きます。
ここで、自分の持ちカードがどれかを言い当てるというゲームです。

素朴なゲームだけあって、掛け金も子供のお小遣い程度。
パリの庶民的な通りで、にわか博徒たちが熱狂しているのを見て、つい参加してしまう旅行者やおのぼりさんもいます。

が、そんな旅行者はカモにされることもあるので要注意です!
仮に、運良く自分のカードの位置を言い当てたとしても、周りのやじうまたちが「違う、違う!」とわめき出します。
加えて、本人の主張は、完全無視。
かくして、ダンボールの上に置いた賭け金は、不当にかっぱらわれてしまうのです。
雑学 豆知識
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将棋の駒は、何故五角形?
将棋の 駒

近頃は、親子で将棋を指す風景もめったに見られなくなりましたが、誰もが1度くらいは将棋の駒を手に、遊びに興じた経験があるのではないでしょうか?
たとえそれが、回り将棋や、はさみ将棋などであったとしても…。

しかし、あの将棋の駒(こま)は、何故五角形をしているのでしょうか?

もともと、将棋のルーツはアジア諸国から伝わったとされています。
中国は円形、朝鮮は八角形、ビルマやタイなどの東南アジアの国々は、チェスのような立体型の駒を使っていて、日本のような五角形も駒は見当たりません。

この五角形の駒の由来については定説がありませんが、どうやら平安時代にそのルーツが求められそうです。

当時、文書を記録するために使われていた木簡(もっかん)や、文書などを整理・検索するのに用いられていた題籤(だいせん)が、同じように先のとがった五角形の形をしており、しかも、用済みになった木簡や題籤は、削りなおして再使用されていたといいます。

それらは、文書を記録するぐらいなので、最初は大型ですが、再使用を重ねるたびに小さくなり、文書の記録には適さなくなります。それが将棋の駒になったと考えられるのです。

事実、平安時代後期の兵庫県日高遺跡の出土品から「歩兵」と書かれた五角形の木札が見つかるなど、証拠品(?)もあります。
もし、当時削って再使用するというリサイクルの思想がなかったならば、将棋の駒の形は別のものになっていたかも知れません。
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トビの、羽ばたかずに飛べるカタチとは?
トビ

トビは、ソアリングという上昇気流などの気流を利用して、羽ばたかずに空を飛びます。

一方、羽ばたかない飛び方に、グラインディングというのがありますが、これは羽ばたいて勢いをつけて飛ぶという点で、ソアリングとは異なっています。

上昇気流といっても、常に上へ上へと風が吹いているわけではありません。
上昇しているのは上昇気泡と呼ばれる、暖かい空気の塊で、トビはこの塊の中を飛びます。

このとき、直線上に飛んだのでは、すぐに気泡から飛び出てしまうので、気泡の縁に添って、輪を描いて飛ぶのが一番効果的です。

トビの群れを見ると、同じ輪の上を飛んでいるのが分かるでしょう。

が、そもそも何故このような飛び方をするのでしょうか。
それは、生きている獲物を狙う鳥は、広い範囲を常に探していなければならないからです。
そのために、羽ばたかずに、エネルギーを効率よく使っているというわけです。
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お見事! 本物の絵だけを盗んだ芸術家ドロ
泥棒

大阪に、休日には絵筆をとることを何よりの楽しみにしている開業医がいました。
彼は、ふだんから本物の絵をみて、眼力をつけなくてはと、自宅には小磯良平や梅原龍三郎の絵を飾っておきました。

もちろん、彼らの作品と一緒に自分の作品も並べ、来客のあるたびに見せては、

「ほとんだ見劣りしませんなあ」

などといわれて、悦に入っていました。

そんな折、この医師のところにドロボーが入りました。そして、飾ってあった絵をごっそり盗んでいきました。
医師は、盗まれたことにはがっくりきながらも、やっぱり自分の絵も小磯良平や梅原龍三郎なみの扱いを受けた、とどこかでご満悦でした。

が、部屋の中をよく探すと、医師の描いた絵だけ、クシャクシャにまるめられてゴミ箱の中に捨てられているではありませんか。

「これは目のあるドロボーや!」

と関心することしきりとはいうものの、その医師は大変落胆したということです。
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