看守に追い出された、ヘンな囚人がいた?
監獄

世の中には変わった人がいるものですが、18世紀のイギリスにいたロバートソンというスコットランドの地主もその1人でした。
どのように変わっているのかといえば、彼は、進んで監獄(かんごく)に入りたがるという変人だったのです。

彼は、名誉革命で国を追われたジェームス2世を、再び王位につかせたいと願う、熱心な活動家でした。
そして、スチュアート王家のために役立つことを何よりの喜びとしていました。

一説によれば、彼は反逆者として捕らえられ、八つ裂きにされることを本望(ほんもう)としていたともいいます。

そのため、ある反乱に加担(かたん)して、スコットランドのエジンバラで投獄(とうごく)されたときは、非常に喜んだのです。
彼があまりにも喜ぶので、牢獄の中では”頭のヘンな地主”というあだ名をつけられたほどです。

しかしながら、せっかく入った牢屋ではありますが、もともとたいした罪を犯したわけでもなかったため、彼は投獄期間を過ぎると、さっさと追い払われてしまいました。

だが、これしきのことで諦めるようなロバートソンではありません。
彼は、出所日にダダをこねて、ここを出るのはイヤだと頑張りとおしました。

ある朝、2人の兵士が現われて、

「お前を大逆罪で裁くから、外へ出ろ!」

といってきました。

「やった!」

とばかりに飛び出したロバートソンですが、彼が門外に出ると、すぐに扉は閉まってしまいました。

つまり彼は、ていよく追い出されてしまったのです。

かくして、行き場をなくしたロバートソンは、他のことに心を傾けるようになりました。
彼は、自分の崇(あが)める英雄の木像(もくぞう)をつくり、これを子供たちに配って、「歩く名物男」として残りの人生を生きたのでした。
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阿呆列車の食堂車を独占した内田百聞?
本を読む 文学少女

どの世界にも変わった人間はいるものですが、文学の世界にも一風変わった性癖の持ち主がいます。
夏目漱石門下の小説家、内田百聞(1889~1971)はその最たる1人でしょう。

例えば、借金をしに行くときにもわざわざ正装し、借りる金額以上の車代をかけて先方へ乗りつけたという有名な話があり、これひとつをとっても、いかに変人であったかがうかがえます。

また、内田百聞には、大変人を食ったところがあり、一緒に列車で旅をした写真家の林忠彦氏の証言によると、満員の食堂車の中でも委細かまわず泰然自若の体でビールを飲み、ボーイから、

「先生、お客様と交代していただけませんか?」

と催促されても馬耳東風、看板になってもまだ動こうとしなかったということです。

図々しいというのか、茶目っ気があるというのか、内田百聞は変人を絵に描いたような人だったようです。
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5発の銃弾を受けても死ななかったラスプーチン
銃弾

毒を盛られた上に、5発もの銃弾を浴びても、なお息絶えなかった驚くべき怪人がいます。
革命前夜のロシア宮廷で、権力をふるった祈とう師のグリゴーリ・エフィモーヴィッチ・ラスプーチン(1872~1916年)がその人です。

彼を殺害したユスポフ公爵によれば、ラスプーチンは、彼を毒殺しようと公爵が申し出た青酸カリ入りのお菓子を残らず食べ、続いて毒入りワインを飲まされても平然としていたといいます。

そこで、公爵はピストルでラスプーチンの心臓に一発銃弾を打ち込みました。
が、それでも死なないので、さらにその背中に4発の銃弾を発射。しかし、それでもまだ動き出す気配を見せました。

この信じられない出来事に動転した公爵は、銀の燭台で彼の頭をめった打ちにし、ネヴァ河に投げ込んで、やっとその息を止めたといいます。
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何でも世界一を実現したハワード・ヒューズ?
ゴルファー

「私の第1の目標は世界一のゴルファーになること。第2は一流の飛行家になること。第3は世界一の映画プロデューサーになることだ」

まるで誇大妄想狂のようなことを宣言し、なんと、第1の目標以外は実現してしまったのが、アメリカの大富豪ハワード・ヒューズです。

ハワード・ヒューズは、自身が制作した『ヘルスエンジェル』という映画の撮影中、超低空飛行をいやがったパイロットに代わって、自ら操縦。ところが、誤って地上に激突し、以後、人前に出られない顔になってしまいます。

それでも、映画プロデューサーになってからは、スター女優を次々と征服し、実業家としても4800億円もの遺産を残しました。
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サラ・ベルナールは、頭蓋骨をアクセサリーにしていた?
頭蓋骨

サラ・ベルナール(Sarah Bernhardt (1844-1923))といえば、往年のフランスの大女優ですが、サラ・ベルナールと親しかった女優のマリー・コロンビエによれば、この大女優は葬式や屍体に関係のあるものが大好きで、パリの医学校の周囲を歩き回っては、どこからか人間の頭蓋骨を1ダースほど入手してきて、それをルーム・アクセサリーにしては得意がる奇人であったといいます。

また、わざわざ葬儀屋に、黒檀(こくたん)と銀製の豪華な棺おけを注文しては、自分の顔に死人のメークアップを施し、棺おけの中に納まって、訪ねてきた友人たちを驚かしていました。

また、あるときなどは、びっくりした男友達の様子にプッと吹き出し、「どう、この中で私と寝てみない?」といったそうです。
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自分で死亡広告を作った三遊亭金馬?
遺影 葬式

世の中には、何でも用意周到という人がいるもので、遺書どころか自分の死亡広告まで作っておいた人がいます。
三代目の三遊亭金馬がその人です。

「私儀、このたび無事死去つかまつり候間、ご安心くだされたく、普段の意志により生花、造花、お供物の儀、かたくお断り申し上げ候、ふだんの頑固、お許しください。何百年後極楽亭か賽の河原の露葉にてお目にかかれやも知れず、皆様長生きしてください。生前の御礼まで」

こんな広告が死後新聞に掲載され、世の人々を驚かせました。

この三遊亭金馬の上を行ったのが、「めくらの小せん」と言われた柳家小せん。

「私儀、永らく病気の処、愈愈(いよいよ)本日死去仕り候。生前中御愛顧を蒙り候各位へ御礼申上候。5月26日」

これがその一文なのですが、小せんの場合は、なんと、自ら作った死亡広告の掲載された日に、予告通り亡くなりました。
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カリオストロは、上流社会を手玉に取った希代の詐欺師だった?
ロン ・ チェイニー ビンテージ 映画 モーションの写真
ロン ・ チェイニー ビンテージ 映画 モーションの写真

18世紀のヨーロッパには、上流社会を股にかけて、詐欺まがいの悪事を働く多くの怪人物が諸国をうろついていました。
カサノヴァやゲーテの作品の中にも登場する、錬金術師カリオストロもその1人です。

カリオストロは、自らを伯爵と称し、マリー・アントワネットの男児出産を言い当てたり、黄金やダイヤモンドを製造したり、王侯・貴族の難病を治した奇跡の人物として、その名を全ヨーロッパに知られ、一時は上流社会の寵児となりました。

しかし、伯爵とは真っ赤な嘘で、その正体は貧しいイタリア人。
お金に困れば、妻に売春をさせたこともあるような男でした。

結局、カリオストロはこの妻に裏切られて身元を暴露され、ローマの獄中で餓死しました。
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